介護施設のIT化を成功させるために担当者が必ず知っておくべきポイント

2025年度には38万人もの介護職員が不足するとも言われています。

何十年も先の話であれば介護職員の養成などの対策も取れますが、たった数年では38万人の職員を確保することは不可能です。

となると、業務の効率化を図ることで人手不足を乗り越えるしかありません。

幸い介護分野では「記録業務」が占める割合が多く、記録業務はITを使った効率化、時短化と相性がいいです。

そのような背景のもと、介護分野のIT化は喫緊の課題として取り上げられています。

しかし、介護業界のIT化はなかなか進んでいません。

あなたの施設でも、IT化の必要性は理解してるのにうまくIT化に対応できないとお悩みではないでしょうか。

 

なぜ、介護業界ではIT化が進まないのでしょうか。

介護業界のIT化が進まない理由は介護業界に精通したIT会社が少ないからです。

ということは、あなたの施設がIT化を行う場合、介護業界に精通したIT会社を選んでお願いすることが大切なポイントとなります。

 

IT化が進まないのは介護業界だけなのか

上でお伝えしたように、IT会社に介護の知識がないことが介護業界のIT化の遅れの大きな原因になっています。

では、本当に介護に詳しいITエンジニアが増えれば、介護業界のIT化が進むのでしょうか。

他業種の例を見てみましょう。

 

他業種の事例

近年ITの導入が顕著な業界として物流業界があげられます。

皆さんもテレビや雑誌で「ロボットが動き回るハイテク倉庫」の映像や写真を見たことがあるのではないでしょうか。

物流管理には専門的な知識が必要とされます。

必然的に、物流のIT化に携わるIT会社には物流の専門知識が必要となります。

もちろん、はじめは物流の知識があるIT会社はいなかったはずですが、この業界は仕事の数が多く、規模も大きなものが多いので、IT会社としても参入したい分野です。

業界知識を持ったエンジニアを自社で育てることはもちろん、物流システムを手がけたことのあるエンジニアを引き抜いたりして社内にノウハウを蓄積していきます。

そうすることで、物流業界のITシステムを手がけることのできる会社が増え、物流業界のIT化が進んで行ったという流れがあります。

日本が誇るコンビニの商品管理、在庫管理システムなども、ただのIT会社ではシステム構築は難しいはずです。

やはり業界の高度な専門知識や習慣を理解したIT会社がいなければ、今日のような高度なIT化を遂げることはできなかったでしょう。

 

IT化の流れ

一般的に、ある業界がIT化する流れとして

  1. 業界内にIT化のニーズがある
  2. IT業界が参入する
  3. IT業界内で競争が生まれる
  4. IT業界にノウハウが蓄積されていく
  5. 業界がIT化したことで、さらなるIT化のニーズが生まれる
  6. 2〜5の繰り返し

このような仕組みになっています。

 

なぜ、IT会社に業界知識が求められるのか

ある業界のIT化が進む条件はイメージいただけたかと思います。

では、IT会社に介護業界の知識がない場合、具体的にどのような問題が起こるのでしょうか。

 

発注元(介護事業者)のニーズを正確に理解できない

受注側(IT会社)として最も大切なことは、お客様のニーズを正確に把握することです。

売り手と買い手の関係性の中で、売り手が買い手のニーズを把握していない場合、お互いにとって幸せな結果にならないことが多いです。

 

”やりすぎ”の製品が出来上がる

一般的に、買い手は「多機能、高機能」を求めます。

もちろん、それが必要不可欠な機能であれば実装するべきですが、その見極めが難しいのです。

なんとなく「便利そうだから」「ないと困りそうだから」「他のソフトにある機能だから」という理由で実装した機能は、残念ながらあまり使われることがありません。

むしろデメリットの方が大きく、複雑になった操作方法、使用方法に嫌気がさし、毎日使いたい基本機能まで使わなくなる場合もあります。

また、長期間・高コストでの開発が必要になるので、導入を決断するハードルも高くなります。

 

”足りない”製品が出来上がる

逆に、必要な機能が抜けている製品が出来上がることもあります。

ある業界内で「当然のこと」は、打ち合わせの際にわざわざ言語化して確認されない場合が多いもの。

どれだけ丁寧に打ち合わせをしても、無意識レベルで染み込んでいる慣習は見落としてしまいます。

お互いが認識を共有している場合は問題ないかもしれませんが、共有出来ていなかった場合、残念ながら満足のいく製品が出来上がる可能性は低いです。

 

介護事業者にとって本当に必要なことを提案するため

IT会社が介護業界を知っていて、買い手の本当のニーズを理解できれば、不要な機能は省くという提案をすることができます。

買い手が思っていたよりずっと安くIT化をすることができるかもしれません。

思っていたよりずっとシンプルなシステムを提案してもらえば、長期的に見た場合、スタッフのストレスが緩和されるなどのメリットがあるかもしれません。

皆さんも日常の買い物で、自分のニーズを理解してくれる人にアドバイスをもらい満足のいく買い物が出来た、という経験があるのではないでしょうか。

基本的な仕組みは全く同じです。

 

 

まとめ

大切なことなので最後にもう一度言います。

あなたの施設がIT化を進めるにあたり、発注するIT会社に介護のエキスパートがいるかどうかを確認してください。

まずは一つの施設からIT化が始まります。

成功事例が積み重なることで、IT業界に介護の知識が蓄積され、いずれ介護業界全体のIT化に繋がっていくと思います。

この記事が施設IT化の参考になれば幸いです。

 

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